痛くない自毛植毛手術方法は?

自毛植毛の治療ではいくつかの手術方法があるのですが、どの術式の植毛を行なうかによっても痛みを感じる度合いに違いがあります。
以下はそれぞれの植毛方法を比較した際の痛みに関する強弱です。どちらも手術中は局所麻酔を施しますので痛みは感じにくいですが、どちらが痛いか痛くないかで比較した際の痛みの強弱になります。

 

痛い自毛植毛手術方法「FUT法」

まず比較的に痛みを伴うのはFUT法と呼ばれる手術方法で、この自毛植毛は後頭部などのドナー部分の髪を皮膚ごと長方形に切り取りますので、皮膚をはがすことにより大きな出血を伴います。

 

ただし、手術を行う際には局所麻酔をしますので大きな痛みを感じることは無く、ややハードな手術を行いますが特に痛覚やストレスを感じる事なく終わります。
クリニックによっては手術室の内部に患者さんが術式を受けながら鑑賞できるようテレビが設置されていることもあり、落ち着いた中で不快な思いをすることも無く手術を受けることができます。

 

また術後についてですが傷口が閉じるまでに痛みを感じることがあります。
FUT法では長方形にカットした皮膚を上下で縫い合わせますので傷口は横に長くなり、また上下を縫うことから皮膚が引っ張られて上下に突っ張った感覚が残る場合もあります。
ただし、術後についてはクリニックで痛み止め薬が処方されますのでそれを飲むことである程度の痛みは和らげることができますし、皮膚に関してはもとより伸びしろがありますので突っ張った感触も徐々に落ち着いていきます。

 

痛くない自毛植毛手術方法「FUE法」

続いて痛くない手術方法についてですが、FUE法と呼ばれる術式が痛くない方法として挙げられます。
このFUE法はパンチ状の注射針をやや大きくしたような器具を頭皮に刺して、髪を小さく1株ごとに切り取る方法です。
FUT法のように広い範囲をメスによる切開を行うのではなく、わずか0.数mm〜数mmのパンチ状の器具で髪を部分的に切り取るだけになりますので、肌に与える影響を最小限に抑えることができ、痛みは軽いです。

 

もちろんこの手術方法でも局部麻酔を行ないますので、双方とも痛みを感じない点では同じ事なのですが、FUE法は肌を切り取る面が圧倒的に小さくなりますので、その分だけ肌への負担が少なくなるのです。

 

また採取した株を植え込む際にも頭皮にあける穴は非常に小さくなりますので、植え込みに際しても傷口は小さく頭皮への負担は軽減されます。
またFUE法の術後についてですが、やはりFUT法よりも傷が小さいことから大きな痛みは感じないものの、頭皮には小さい穴を非常に多くあける事になりますので、地味に小さな痛みを感じやすい特徴があります。

 

もちろんこの手術の場合もクリニックから痛み止め薬が処方されますので、その後の生活に支障が出ることはありません。

 

両手術方法を受けた方は圧倒的にFUE法の方が痛くないと言います

実際に1度目の植毛時にFUT法で植毛し、2度目にFUE法を選択した方によるとFUEはFUTに比べて圧倒的に痛みが軽いと言います。
どちらの手術でも耐えられないほどの痛みはないものの、FUE法の主な痛みは麻酔を打つ時の注射くらいとも言えます。